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明日は檜になろう あすなろ弁護士日誌

大阪の「あすなろ法律事務所」所属弁護士が発信

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asunaro.l.o


■弁護士法人あすなろ(あすなろ法律事務所)
2003年に設立し、個人・法人のみなさまのご相談に幅広く対応しています。
弁護士が日々の出来事や法律のことなどを更新しています。

■URL
http://www.asunaro-l.gr.jp

■大阪事務所
〒541-0054
大阪市中央区南本町1丁目4番10号
ストークビル4階
TEL
06-6268-5070
アクセス
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1番または2番出口より徒歩2分


■奄美事務所
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2014.08
29
Category : 法律関連
質屋というのはブランド品や宝石など価値のあるものを担保(「質草」)に取って
お金を貸すことを商売にしています。

しかし、最近、何でもいいから物を持ってきてくれたらお金を貸すといって、
100均ショップで売っているような安い物を担保に法定金利をはるかに超える超高金利で
貸付けを行う「偽装質屋」が問題となっています。
利息は年90%を超えるような場合もあるようです!

偽装質屋は、所得が少なくお金を貸してもらえない高齢者をねらって貸し付けをし、
返済を年金口座から自動引落しにするという周到さで暴利を得ています。
もちろん彼らの実態は違法な貸金業者であり、警察も取締りを強化しています。

「偽装質屋」の実態はヤミ金ですが、彼らが質屋の体裁を取るのは
質屋なら高利を取ってもいいかのような規定があるからです。
質屋営業法36条は、刑事罰により利息を制限している「出資法」という
法律の定めた上限金利「年20%」を「年109.5%」と読み替えると定めており、
質屋であれば年109.5%までは利息を取っていいと認めているように見えるからです。
法律の隙間を悪用するという典型例です。

もっとも、「利息制限法」という別の法律では貸金業者が取れる利息は
貸付額に応じて15%~20%までとしており、
本当に質屋が貸金業者をはるかに超える利息を取れるかどうかは疑問です。
裁判の中には、質屋も貸金業者であることに変わりないので
利息制限法で定める以上に利息を取れば違法になるとして、
取りすぎた利息の返還を質屋に命じたものもあります。

「偽装質屋」に関するトラブルが急増していることから、
国民生活センターは質屋の許可を得ていても「「偽装質屋」から借り入れをすることは
絶対にしないでください」と呼びかけをしています
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20130603_1.pdf )。
悪質な業者にご注意ください。


室谷悠子

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