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明日は檜になろう あすなろ弁護士日誌

大阪の「あすなろ法律事務所」所属弁護士が発信

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asunaro.l.o


■弁護士法人あすなろ(あすなろ法律事務所)
2003年に設立し、個人・法人のみなさまのご相談に幅広く対応しています。
弁護士が日々の出来事や法律のことなどを更新しています。

■URL
http://www.asunaro-l.gr.jp

■大阪事務所
〒541-0054
大阪市中央区南本町1丁目4番10号
ストークビル4階
TEL
06-6268-5070
アクセス
大阪市営地下鉄堺筋線 堺筋本町駅
1番または2番出口より徒歩2分


■奄美事務所
〒894-0026
奄美市名瀬港町22番23号
TEL
0997-57-6211
アクセス
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2014.11
28
Category : 法律関連
▼1 はじめに
顧問先の皆様から、日常的に、契約書のチェックや作成についての
依頼を受けて対応させていただいております。
契約の内容は様々ですが、契約書の作り方について、同じような質問を受けることがあります。
また、依頼を受ける弁護士の立場として、的確かつ効率的な作業をさせていただくため、
お願いしたいこともあります。

そこで、皆様と弁護士の共同作業でよりよい契約書を作成するために必要と思われる事柄について、
何回かに分けて説明させていただきます。

▼2 契約の目的を明確にする
相談や依頼を受ける弁護士は、御社の事業分野の実情や契約締結の
相手方の属性について十分精通しているとは限りません。

お手数をおかけすることにはなりますが、何のために契約を締結するのか、
どのような約束が守られるようにしたいのか、あるいはどのような事態を防止したいのか、
契約の目的を明確にし、予めご説明下さい。

これらの点について、御社内での検討が不十分なのであれば、
検討のために私どもにご相談いただくことも有益かと存じます。

▼3 契約書のタイトル
契約書、合意書、確認書、覚書、念書、誓約書等、文書のタイトルには様々なものがあります。

「契約」は、当事者間の意思の合致、すなわち「合意」により成立するものですし、
契約書と合意書はほぼ同義と考えていただいて結構です。
合意書と当事者双方が調印する確認書の間にもそれほど大きな意味の違いはありませんが、
確認書の場合、一定の約束をするというよりも、一定の事項について双方の認識が一致していることを
確認するニュアンスが強くなります。
一方当事者のみが作成した確認書は、一定の事項を認識していることの一方的な表明、
念書や誓約書は、一定の約束を果たすことの一方的な表明の文書に用いられます。

いずれにしましても、文書のタイトルは、文書に記載されている内容を解釈する際の
手掛かりになることはありますが、記載されている内容そのものを大きく左右することはありません
(金銭消費貸借契約書とか、売買契約書とか、契約の法的性格を明記した場合は除きます)。
重要なのは、書面に具体的にどのような条項を記載するかということですから、
タイトルにはあまり神経質になる必要はありません。

▼4 内容の特定
契約書においては、誰が、どのような場合に(いつ)、何を、どこで、どうしなければならないのかを
特定して記載する必要があります。
これが特定できないと、契約を巡って紛争が発生して法的手段により解決を図る際に、
相手方に契約書にしたがった履行を強制できなくなってしまいます。
したがって、契約書作成にあたり、「特定」という作業は極めて重要です。

相手方との関係や交渉経過から、あいまいな表現や不明確な表現をとらざるをえないこともあるでしょうが、
事後的な不利益を防ぐためには、できる限り明確な表現を行い、契約内容を特定すべきです。

次回は、「特定」について各論的に詳しく説明させていただきます。


岩本朗

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